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おはよ。2026/05/24 5:22(日)

小二まで世田谷上町に育ったので、豪徳寺は幼いころの散策コースだった。昨日はそのそばの「旧尾崎テオドラ邸」を訪れた。憲政の神様、尾崎行雄の夫人、テオドラの洋館だ。取り壊しになるところを、山下和美ら漫画家たちが協力し、入場料制で公開されている。

豪徳寺商店街は六十年前と同じ狭い道だが、今はやたらとカフェがある。招き猫の店もある。着到したテオドラ邸はミントグリーンで、曇天の中、そこだけ違う空気をまとっていた。

中では坂本眞一展もやっていた。実は漫画を読んだことがなかったのだけど、原画には精密で迫力のあるタッチが溢れていた。眼福。

麗しき日曜を。

曇天の下、住宅街の一角に立つミントグリーンの二階建て洋館。白く縁取られた縦長の窓や横板張りの外壁が印象的で、手前には黒い柵と庭木が見える。静かな街角に古い洋館だけが別の時間をまとっている。

おはよ。2026/05/23 5:21(土)

歌人歴二十日目。

昨夜はトレインバーで歌活をした。横浜線の四号車ドア付近が、ボクの定位置となっている。金曜は夜九時過ぎにそこに立ち、摂酒をすることが多い。酒はだいたいジャック・ダニエルズのストレートだ。

合羽橋で千円だった銀色のフラスコは、無邪気な顔したスイペンの巾着に入っている。その中にフラスコを隠し、ちびちびとウヰスキーを舐める。半熟卵歌人にふさわしい情けなさ。

肴はあたりめとチータラ。それぞれ百円。胸ポケットに入れてつまむ。酔眼で和歌を詠む。一時間ほどで一ダースほど詠む。ふふ。

酔いどれ歌人はご機嫌になる。

ご機嫌な土曜日を。

黒い布の上に、銀色の小さなフラスコと生成りの巾着が置かれている。巾着には、帽子をかぶったペンギンのイラストが描かれており、フラスコの硬質な光と巾着の無邪気な可愛らしさが対照的に見える。

★令和8年5月22日朝、雨、肌寒し

透きとほるガラスの小びんにをさまりし
遠い海から来たソルト光る

人影も少なき雨の道遠く
ヘッドライトただ伸びてゐる

街路樹の肩が雨空支えてる
無言のボクは靴先をみる

雨の日に工事現場を眺めれば
止まりし重機ただ濡れている

窓硝子雨跡つけしひっかき傷に
ぽつぽつ駅向かう人影透ける

#片手五首

雨に濡れた都市の通りを、傷と雨跡の残る窓ガラス越しに眺めたイラスト。傘を差した人々がぽつぽつと駅へ向かい、濡れた路面には信号や街灯の光が長く反射している。全体に青灰色の静かな空気が漂い、朝の肌寒さと雨の日の孤独感が表現されている。画像左下に「画像はイメージです」、右下に「イラスト:ぽん丸」の文字入り。