コンテンツへスキップ

おはよ。2026/06/24 4:56(水)

おはよ。2026/06/24 4:56(水)

 うっすらと赤茶さしたるオタクサは
 オランダ行きの夢を見てゐる

今年の梅雨は去年とは違ってちゃんとしている。雲は低く、雨はぴちゃぴちゃりと降り、湿り気は黴を増やしている。嫌らしくていい。

朝、窓を開けて低く垂れ込めた雲を眺める。雨の匂いだ。ザボンが輝く。これは眼をひらいて見る夢なのか。おっと、大木惇夫が取り憑きそうだったぜ。

ところで、昨日のことだ。ジェム之助に冒頭の歌を見せたら、北原白秋の作と解説し始めた。彼も梅雨で黴を生やしているようだ。それとも、ボクがこの歌を詠んだときは白秋が憑いていたのかもしれない。

憑依されない水曜日を。

雨上がりの公園。濡れた鉄板の歩道が木々の下をまっすぐ伸び、左側の生垣には淡い紫の紫陽花が咲いている。奥には街の店先がかすかに見え、緑と湿った空気に包まれた梅雨の朝の風景。
雨上がりの公園。濡れた鉄板の歩道が木々の下をまっすぐ伸び、左側の生垣には淡い紫の紫陽花が咲いている。奥には街の店先がかすかに見え、緑と湿った空気に包まれた梅雨の朝の風景。